ミコミコの場づくりが地域にどのようにつながっていくのかをイメージできるようになるように、私達のモノづくりはモノづくりだけで完結しているのではなく、障害のあるメンバーの魅力、面白さ、活動があってのものというところが再確認できる場できるようなプログラムを作りました。
【ファシリテーター感想】
スタッフ全員参加で年度末最終日に実施しました。コロナ禍の5年間、来年度から閉じていたカフェもオープンすることになる直前だったり、この日までサポートしていた鈴木励滋さんが最終日だったという日でいいタイミングでの実施だった。 基本的にモノづくりやお菓子をつくって自分たちのカフェで販売するという活動が中心にあり、毎日目の前のことに追われてしまい目的を見失いがちな状況の中、今回は『改めて自分たちの仕事の目的を再確認する』というゴールで実施をした。 全員で対話をする機会も普段はない中、まずはこの場自体が貴重だった。そして、職場や利用者の方たちの事に向き合い、地域や未来を見渡すような機会は普段はなく、普段改めて考える機会のないことを考え、言葉で語り、共有するというプロセスが最も重要な出来事だったはず。 普段やっていることが漫然としてしまい、見ている方向を見失いがちな毎日のコト。立ち止まり皆で目線を合わせていく時間を持てると歪むことなく日々が積み重なるのではないかと感じた。
【参加者感想】
入職したてのスタッフもいて、ミコミコという場所がどんな場所なのか、という確認の意味、そしてどこへ向かっていくか、を共有する時間になりました。 現場の職員やスタッフが、より自発的に動いていただくことも狙いでもありました。(下手したら、入職したてのスタッフは『手芸の仕上げ』だけの場所と思ってしまうかもしれません。) ワークショップを終わってから、2週間経ちましたが全体としてより自発的な意見交換やアイディア出しが行われているように感じています。 私自身がメンバーだけでなく、職員やスタッフから学ぶことも多いので自分自身にフィートバックさせながらより良い運営につなげていければと思っています。